広告 クレーマーの心理

飲食店でうざい理不尽クレームが多い理由!従業員が知るべき対処法

日本は紛れもなくクレーマー大国です。

そして飲食店は、紛れもなくクレーマーが多い業種業態の1つです。

しかも、明らかに理不尽でうざいクレーマーが多いのも飲食店の特徴です。

では、どうして飲食店はこうもクレーマーが多いのでしょうか?

本記事では、飲食店でクレーマーが多い理由&従業員が知るべき対処法を徹底解説します。

この記事で分かること

  • 飲食店でクレーマーが多い理由
  • 飲食店で実際にあったクレーマー事例まとめ
  • 飲食店クレームランキング
  • 飲食店クレーマーへの対処法マニュアル

飲食店でうざい理不尽なクレーマーが多い理由

冒頭でも解説しましたが、飲食店はクレマーが圧倒的に多い職種職業です。

では、なぜ飲食店にクレーマーがこうも多いのでしょうか?

飲食店にクレーマーが多い理由は以下の通りです。

ポイント

  • 原則として顧客を選ぶ事が出来ないから
  • クレームをつける要素があまりに多すぎる
  • アルバイトの数が多すぎる

それぞれ解説します。

原則として顧客を選ぶ事が出来ないから

クレーマーは、集客の裾を広げれば広げるほど発生しやすくなります。

そして、一般的には年収が低い人ほどクレーマーも多いです。

どうしても民度の問題がありますからね...

しかし、飲食店は原則としてお客さんを選ぶ事が出来ません。

もちろん、会員制の高級料亭などは話が別です。

ただ、世間一般的な飲食店の基本スタンスは、誰でもウェエルかむでしょう。

そして、毎日相当な数のお客さんを回転させるわけですから、クレーマーが出ない方がおかしい。

飲食は薄利多売のビジネスモデルである以上、色んな層の顧客を受け入れるしかないです。

これが、飲食店にクレーマーが多い構造的な問題の1つです。

クレームをつける要素があまりに多すぎる

飲食店でクレーマーが多発する理由。

それは、クレームするポイントが多過ぎ問題です。

  • 味が美味しくない
  • 店が汚い
  • 店員の接客態度が悪い
  • 実物と写真が違う
  • 頼んだ商品と違う
  • 提供時間が遅い

正直なところ、飲食店で100点満点のサービスをするのは不可能です。

もうね、どこにでもクレームをつけれてしまいます。

そのため、クレーマー気質な人間が来てしまえば、何か1つは必ずクレームされるでしょう。

他の業種で、ここまでクレームポイントが多いものもそこまでありませんよ。

飲食業界と言うのは、顧客が求めているものが非常に多いサービスなのです。

それゆえ、クレームの嵐が巻き起こります。

アルバイトの数が多すぎる

3つ目は、従業員の質の問題です。

飲食店は決して利益率が高い商売ではありません。

つまり、人件費をどれだけ削れるかが経営のポイントです。

そのため、接客するのは結局アルバイトになってしまいます...

ただ、アルバイトなんてほとんどが学生で、社会経験もロクにありません。

数年勤務して育ってきた学生も、大学卒業と同時に辞めてしまいます。

すると、常に新人を補充して教育していく必要に迫られます。

しかし、アルバイトに顧客が本当の意味で満足できる接客なんて無理。

高級ホテルで何年も接客の修行を積んでいるわけでもないのですから...

よって、飲食業界はアルバイトの接客態度に関しては、絶対にクレームされます。

これはもうどう頑張っても、経営者は防ぎきる事が出来ません。

接客態度にクレームする人の心理!接客態度が悪いと言われない方法

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飲食店で実際にあった理不尽でうざいクレーマー事例3選

飲食店のクレーマーは、正直かなり悪質なモノも多いです。

飲食業界で働いている人、これから働こうと考えている人は、飲食業界のクレーム事例をいくつか知っておくべきです。

以下、知っておいて欲しい実際にあったクレーマー事例です。

ポイント

  • 吉野家で店員にクレームを付け泣かせる鬼畜
  • Wi-Fiつながらないからチキン全部無料にしろ

それぞれ紹介します。

吉野家で店員にクレームを付け泣かせる鬼畜

【転載】吉野家で店員にクレームを付け泣かせる鬼畜

こちらは何年も前から話題になっている事件。

店員の注文ミスをきっかけに、クレームがエスカレート。

しかも、注文をミスられていたわけではないツレのDQNが暴言の嵐...

立場の弱い女性店員さんはひたすら謝罪。

最終的にはその女性店員さんが泣いてしまいます。

にも関わらず、泣いている店員に追い討ちをかけるヤンキー。

飲食店は、このようなお客さんも来てしまいます。

まして激安店であれば、当然客層は広く、この手のヤンキーも多いです。

本当に胸糞悪いクレーマーの事例です。

Wi-Fiつながらないからチキン全部無料にしろ

【脅迫】関東クレーマー「Wi-Fiつながらないからチキン全部無料にしろ」【下級国民】【恐喝】【ケンタッキー】 【陽キャの伝説】

こちらも悪質クレーマーで有名な動画です。

ケンタッキーでWi-Fiがつながらないことにブチギレ。

最終的には「チキン全部無料にしろ」と脅迫。

ここまで来ると警察案件なのですが、この手のクレーマーは飲食店ではあるあるです。

とにかくね、セコイんですよ

チキン代ぐらい普通に払いなさい。笑

お金がないのか性格が悪いのか、病的なのかよく分かりません。

しかし、こんなクレーマーが押し寄せるリスクがあるのが飲食店の仕事なのです。

飲食店クレームランキング

飲食店で働く以上、飲食あるあるのクレームを知っておくべき必要があります。

飲食店のクレームの中でも上位を占めるのが、以下の5つです。

ポイント

  • 接客態度が悪い
  • 料理の提供が遅すぎる
  • 店員がオーダーを取りに来るのが遅い
  • 従業員同士がうるさい
  • 異物混入

それぞれ解説します。

接客態度が悪い

飲食店クレームでダントツで多いのが、「接客態度」です。

店員の態度が悪いことへのクレームが、なんだかんだほぼ全てです。

この中には、因縁的なものも含まれます。

しかし、アルバイトで言葉遣いが不十分なことのへのクレームもあります。

また、明らかにオラオラ系の店主へのクレームもあります。

とにかく、顧客にとって不快な態度だと思われると、速攻でクレームされると思った方がいいです。

料理の提供が遅すぎる

接客態度以外だと、「料理が遅い」がダントツです。

基本的に、お客さんは待ってくれません。

提供に時間がかかることを伝えていれば別ですよ。

ただ、提供時間に関する説明もなく遅い場合は、基本クレームされます。

確かに、料理提供が遅いことはイライラしちゃいますからね。

味に関することよりも、スピード感の方が何だかんだ大事だったりします。

店員がオーダーを取りに来るのが遅い

次もスピード感に対するクレーム。

料理提供が遅いと言うより、注文を取りに来るのが遅いことへのクレームです。

結局のところ、お客さんは時間にシビアです。

特にランチどきは時間が少ない中でために来る人も多いです。

そうなると、スピード感に欠けるとどうしてもクレームしたくなってしまうのです。

従業員同士がうるさい

意外かもしれませんが、従業員がうるさいことはクレームの対象です。

正直、器の大き人はそこまで気にしません。

しかし、クレーマーは自らの正義を主張する生き物です。

・店員は静かに接客すべき

と言う価値観で生きている人には、私語をしている店員を許せません。

これは海外ではあまりないクレームで、日本独自の陰湿性が伺えます。

異物混入

今も昔も変わらず飲食業界で起こりうるクレーム。

それが「異物混入」に関するもの。

あとは、容器などが期待ない系もここには含まれます。

これは、クレーマーじゃなくて飲食店の問題です。

衛生管理が出来ていない店は、食べに行こうと思いません。

飲食店クレーマーへの対処法マニュアル

最後に、飲食店におけるクレーマーへの対処法マニュアルをお伝えします。

押さえておきたいポイントは、以下の通りです。

ポイント

  • 絶対に相手を否定しない
  • 相手の話を聞く時間の割合を7割以上にする
  • 不当要求は基本的に警察案件

それぞれ解説します。

絶対に相手を否定しない

飲食店でクレーマーになる人は、基本的にDQNです。

正直、まっとうな大人はたかが飯屋でクレームなんてしません。

もう二度とその店に行かなければいい話で、大した金額の損失でもないのですから。

しかし、そんな飲食店でクレームしてしまう人は、頭がおかしいです。

そして、非常に感情的な動物で、ロジックは通用しないです。

ちょっとでも反論すれば、すぐにキレます。

よって、とにかく相手を否定しないこと。

これだけは絶対に徹底してください。

相手の話を聞く時間の割合を7割以上にする

飲食店でわざわざクレームをする人間は、基本暇です。

そのため、あれやこれやと言いたいことを言いまくってきます。

そして、言いたいことを言っている最中に話を遮られると、激昂してくるでしょう。

よって、とにかくクレーマーに話させましょう。

「頭の悪い動物が何か言ってるな...」と思っておけばOK.

コツとしては、会話の7割以上は相手に話させてください。

くれぐれもあなたが話しすぎないこと。

途中でキレたくなる気持ちは分かりますが、それは絶対にダメです。

飲食店で最も多いクレームは「接客態度」です。

とにかく接客面でケチをつけられないようにしておくべきなのです。

不当要求は基本的に警察案件

飲食店におけるクレームは、通常のクレームを逸脱するケースも少なくありません。

その中でも、「不当要求」に関しては即警察でOKです。

・誠意を見せろ
・タダにしろ

飲食店ではあるあるのクレームフレーズですが、こんなものは立派な脅迫です。

普通に警察が動いてくれる案件です。

実際にクレームで金額をタダにさせた事例では、逮捕者だって出ています。

これは従業員では手に負えない案件なので、警察対応にすぐ切り替えるマニュアルを作っておくべきです。

【体験談】クレーマー対応で警察呼んでいい?結論:通報相談は大正解

クレーマー対応の中で、最も大変なのが以下の2つのクレーマー。・モンスタークレーマー・悪質クレーマー両者とも、金銭要求や脅迫・暴力行為などクレーマーを逸脱するとアウト。当然ですが、犯罪行為をする人に、企 ...

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【おまけ】飲食店はうざい理不尽クレーマーがつきもの

最後は、あなたのキャリアに関するコラムです。

正直なところ、飲食店業務をする以上、クレーマー対応は仕事の中でも重要なスキルセットです。

ただ、全くもってやりがいのない仕事ではありませんか?

それ以外の業務にやりがいを持てればいいですが、飲食の仕事自体が好きでないなら、地獄すぎます。

その場合は、キャリアチェンジをしっかり考えるべきです。

今は売り手市場で転職もしやすく、飲食業界からでも未経験転職できる会社も山ほどあります。

転職は若さこそが最大の強みです。

もし転職を考えるなら、速攻で動かないと本気で人生詰みますよ。

総括:飲食店でうざい理不尽クレームが多い理由&対処法

最後に、本記事のまとめを残しておきます。

タイトルテキスト

  1. 理由:飲食店でクレーマーが多い理由
    • 顧客を選べない: 飲食店では原則として顧客を選ぶことができず、様々な顧客が来店するため、クレームが発生しやすい。
    • クレームの要素が多すぎる: 味、店の清潔さ、接客態度、実物と写真の違い、提供時間の遅さなど、クレームをつける要素が多い。
    • アルバイトの数が多い: 飲食店では人件費を削減するためにアルバイトを多用し、未経験や研修が不十分なアルバイトが接客することが多いため、サービスの質が不安定になりがち。
  2. 事例:実際にあったクレーマー事例
    • 吉野家での事例: 店員が客にクレームをつけられ泣かされる事例。注文ミスを指摘された際にエスカレートした。
    • Wi-Fiが繋がらないことによるクレーム: KFCでWi-Fiが繋がらないことに腹を立て、チキンを無料にするよう要求した事例。
  3. ランキング:飲食店のクレームランキング
    • 接客態度が悪い: 最も多いクレームの一つ。店員の態度に対する不満が多く見られる。
    • 料理の提供が遅すぎる: お客様は待つことを好まず、特に説明なしに料理が遅れるとクレームの対象となる。
    • 店員がオーダーを取りに来るのが遅い: 忙しい時間帯に注文を速やかに取らないと不満が生じる。
    • 従業員同士がうるさい: 静かな接客を期待する顧客からのクレームもある。
    • 異物混入: 飲食業界で根強い問題。衛生管理の不備が原因で発生する。
  4. 対処法マニュアル:飲食店クレーマーへの対処法
    • 相手を否定しない: クレームをする顧客は感情的で、ロジックで対応しても効果がないため、反論せずに聞くことが重要。
    • 話をたくさん聞く: クレーマーには話を多くさせ、自分の話は少なくする。これによりエスカレートを防ぐ。
    • 不当要求には警察を: 脅迫や不当な要求には警察の介入が必要であり、これをマニュアル化しておくべき。

クレーマーに関しては、以下の記事でさらに詳細が分かります。

クレーマーの特徴・心理・対処法について総合的にまとめています。

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