会社に電話したり、あるいは窓口でネチネチと文句を言うクレーマー。
正直なところ、常識人からすると全く理解し難い人間です。
特に、明らかに理不尽あクレーマーに対しては怒りすら覚えますよね。
しかし、クレーマーとは一体どんな人物なのでしょうか?
今回の記事では、クレーマーとはどんな人物かを探っていきます。
また、クレーマーの生い立ちや日常生活に関して解説していきます。
この記事を読むことで、クレーマーという生物の生態系について知ることができます。
この記事で分かること
- クレーマーとはどんな人物?生い立ち編
- クレーマーとはどんな人物?日常生活編
クレーマーとはどんな人物?生い立ち編

まず最初に、クレーマーになる人の生い立ちとして考えられるものを3つ列挙します。
一般的に考えられるのは、以下の3つです。
それぞれ解説します。
勉強が得意で頭がいいと言われていた

クレーマーになっている人の多くは、学業はそこそこ出来ていたタイプです。
これは、必ずしも高学歴というわけではありません。
イメージとしては、コツコツ努力型というよりも、地頭がいい子をイメージして欲しいです。
理解する能力が早く、文章を読む力などが長けている子。
一言で言えば、何となく勉強のセンスがあったタイプの子です。
進学校に進み、それなりの大学に進学していくタイプ。
高校生でサボり散らかして偏差値の低い大学に行くも、小中では結構できていたタイプ。
両者とも、クレーマー気質な人が多いです。
要するに、ある程度ロジックが通った話を出来る人が、理論型のクレーマーになっていくイメージです。
間違って欲しくないのは、クレーマーはアホだというイメージを持つことです。
実際のところ、クレーマーの大半は割と頭がいいイメージです。
現場でクレーム対応をしていても、普通に話の筋が通りまくっていくクレーマーに大勢遭遇しました。
普通に地頭がいいことは、何となく想像できましたからね。
クレーマーは、幼少期からそこそこ勉強が出来るタイプでだったのでしょう。
能力が低く成功体験を積めていない

次は、全く真逆のパターンです。
いわゆる、ザ・ポンコツタイプの人間。
こちらもまた、なんだかんだクレーマーに多いイメージです。
典型的なヤンキータイプで、気に入らなければ大声で怒鳴り散らかして文句を言うタイプ。
どう見ても自分に非があるのに、何かにつけて人のせいにしてきたタイプ。
要するに、このタイプのクレーマーは自己責任の意識が壊滅的に弱いです。
全てを誰かのせいにして生きてきた...
だからクレーマーになってしまうのでしょう。
このタイプは、幼少期において成功体験をうまく積めていないケースが大半です。
成功体験がないから、自己肯定感が非常に低い...
だから自分で頑張ることが出来ず、何かあると人のせいにして逃げてしまう...
この手の子供のような大人もまた、典型的なクレーマー気質な人間です。
親からの愛情が十分に注がれていない

最後は、複雑な家庭環境なケース。
最も考えられるパターンは、親からの愛情が不十分だった人。
このタイプの中には、「境界性障害」も多く見られます。
境界性障害とは、愛情と憎しみが同居しているタイプです。
雑な言い方をすれば、「かまってちゃん」です。
親に対して、文句を言って振り向かせようとしてきた可能性もあります。
それをそのまま引きづると、大人になっても同じことをしてしまう...
クレームを言って相手を振り向かせようとしてしまうわけです。
こうなると、幼少期の体験が原因で、精神疾患になっている可能性もあります。
何れにせよ、素人判断でどうこう出来る領域ではありません。
クレーマーとはどんな人物?日常生活編

次に、クレーマーの日常生活について分析していきましょう。
訳あってクレーマーになってしまった人たちは、常日頃どのような日常生活を送っている人間なのでしょうか?
想定される主要なパターンは以下の3つです。
それぞれ解説します。
エリート会社員

クレーマーの日常生活の1つ目です。
それは、エリート会社員。
先ほどまでの記事を読むと、決して以外ではありません。
基本的に、クレーマーの多くは頭がいい人が多いです。
高学歴で会社員的にはエリートであることも多い。
つまり、社会的にはそれなりに地位の高い人がクレーマーであるケースは珍しくありません。
なので、明らかに理詰めでクレームを言ってくる人は、エリート会社員を疑うべきです。
なお、このタイプには1つ弱みがあります。
それは、「自分の会社にクレームを言っていることはバレたくない」という弱みです。
このタイプの人間は、社内の評価を気にしまくっています。
そのため、社内でクレーマーという噂が立つことは、死んでも避けたい。
よって、あまりにしつこい場合は、その人の会社に逆にクレームを入れましょう。
そのためには、相手に名刺を出させるシチュエーションを作るといいです。

この度は申し訳ございませんでした。
改めて上司から謝罪をさせますので、お名刺頂戴してもよろしいでしょうか?
こんな感じで言うと、会社バレを恐れたクレーマーは意外と撤退します。
万が一会社に連絡されたらたまったもんじゃないですからね。
これは、クレーマー撃退術の基本戦術の1つです。
フリーランスやフリーター

2つ目は、自由人系です。
このタイプも、基本的にはクレーマー気質な人が多いです。
なぜなら、背負うものがないので無敵マインドだから。笑
フリーランスであれば、会社に属さないので社会的な立場を気にしなくてもいい。
どこの誰とかないので、名刺も出さなくていい。
フリーターは、失うものすらないので基本無敵。
これらのタイプは、本当に厄介です。
特に最近増えているのがフリーランスのクレーマー。
在宅ワークで日中暇していて、自宅からコールセンターなどにクレームする人も多いです。
このタイプは、敵に回すと本当に厄介です。
フリーランスとしてある程度自立している以上、能力が高い人も多い。
社会不適合者と言うだけで、頭がいい人もフリーランスには多いですからね。
これはまあまあ最強のクレーマーです。
時間を持て余している場合は、もっと厄介ですよ。
このタイプは、気がすむまで徹底的に追求してきます。
今の所、このタイプを効率よく撃退する方法は思いつきません...
引退した人々(※FIRE含む)

最後は究極の自由人、引退勢です。
引退とは、社会から引退人全般です。
主には定年退職後の老人です。
ただ、昨今では「FIRE」と言う言葉もあり、早期退職者も増えてきました。
このタイプは、お金に余裕があるものの、暇なのでクレーマー化しやすいです。
しかし、基本的に厄介なのは老人クレーマーの方です。
老人クレーマーの場合、謎の正義感を持った人も多く、クレーマーとしては手強いです。
例えば典型的なのが「アドバイス型のクレーマー」です。
自分の中にある「社会とはこうあるべき論」をひたすらお押し付けてきます。
老後の暇つぶしといえば暇つぶしです。
ただ、そこに信念が乗っかっている分、さらにタチが悪い...
今後も高齢化は止まりそうにないため、老人クレーマーは増殖し続けます。
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度が過ぎたクレーマーは人間失格です。
そのことだけは肝に命じておいてください。
※あなたは絶対ないと思います。
最後に:クレーマーとはどんな人物?生い立ちや日常生活から見える素顔を解説
最後に、本記事のまとめを残しておきます。
この記事のまとめ
- クレーマーとはどんな人物?生い立ち編
- 勉強が得意で頭がいいと言われていた人々
- 能力が低く成功体験を積めていない人々
- 親からの愛情が十分に注がれていない人々
- クレーマーとはどんな人物?日常生活編
- エリート会社員:社会的地位が高く、理論的にクレームを行うが、会社にバレたくない弱点がある
- フリーランスやフリーター:社会的立場を気にしない無敵マインドで、厄介な存在
- 引退した人々(※FIRE含む):時間とお金があるが、社会貢献の意志から厄介なクレーマーになりやすい
クレーマーに関しては、以下の記事でさらに詳細が分かります。
クレーマーの特徴・心理・対処法について総合的にまとめています。