広告 クレーマーの心理

クレーマーは警察沙汰を恐れている!相談通報を恐れる心理を徹底解説

ああ言えばこう言う悪質クレーマー。

あなたの会社も、そのようなモンスタークレーマーに手を焼いた経験はありませんか?

クレーマー気質のある人は、かなりの論理武装でいちゃもんをつけてきます。

そして、言ってることもまあまあ一理あり、自分が圧倒的に上に立っていると思っています。

しかし、そんなオラついたクレーマーでも、警察沙汰は恐れまくっています。

本記事では、クレーマーの立場に立った時、どのような心理で警察沙汰を恐れているのかを解説します。

この心理を知ることで、担当者は一味違ったクレーム対応が可能になるでしょう。

この記事で分かること

  • クレーマーが警察沙汰を恐れる心理
  • クレーマーが警察沙汰を恐れることを利用した対処法
  • 警察沙汰を恐れているクレーマーへのメッセージ

クレーマーが警察沙汰を恐れる心理3つ

クレーマーの多くは非常に高圧的で、自信満々な人が多いです。

しかしとは言え、クレーマーも決して無敵ではありません。

※中には無敵の人もいますが。汗

クレーマーの多くは人間です。

家族や恋人、友達、会社関係など、多くの人間関係を抱えながら生きている人も多い。

と言うことは、当然クレーマーにも弱みがある。

そのうちの1つが、「警察沙汰」でしょう。

ここでは、クレーマーが警察沙汰を恐れている理由を3つ紹介します。

クレーマーが警察沙汰を恐れる理由

  • 恐喝や不当要求とみなされるリスクは常に感じている
  • 警察対応されると今までのような強気な姿勢は絶対無理
  • 警察対応によって身元や身分を明かすことが何より嫌

それぞれ解説していきます。

恐喝や不当要求とみなされるリスクは常に感じている

クレーマーの多くは、本当に強気です。

当たり前ですね、舐められたくないわけですから。

しかし、彼らだって虚勢を張るために、なんだかんだギリギリの攻防をしています。

一番わかりやすいのは、大声で話すこと。

大声で話すことで自らの存在感を出し、相手を威圧する。

本人に脅迫までの意思はないかもしれませんが、脅迫スレスレの人もいます。

そして当然、クレーマー自身もそんなことは分かっています。

もしこの現場を誰かに録画撮影でもされていたら、100%自分は悪くないとは言えないと。

だから、クレーマー自身もそこは弱みだと認識しています。

しかし、そのリスクを冒してでも、虚勢を張っていれば相手が自分の思い通りに動くと思っているのです。

もちろんそれは、

「このぐらいで警察沙汰にはしないだろう」

と言う思い込みがあるからです。

だからこそ、クレーマーにとっての暗黙の了解が脅かされることがどれだけ怖いか...

クレーマーは警察沙汰を恐れている、これは忘れないでください。

警察対応されると今までのような強気な姿勢は絶対無理

クレーマーが警察沙汰を恐れるのには、まだ理由があります。

それはある意味、人間的な理由です。

その理由とは、「今までの行動に一貫性がなくなるのが怖い」です。

クレーマーの多くは、それまでかなり強気でブイブイでしょう。

しかし、いざ警察を呼んで間に入られたら、確実にさっきまでの態度はガラリと変わるでしょう。

警察の前でもオラついてると、さすがに自分の印象が悪くなる。

印象が悪くなれば、警察が相手の見方をしてしまうかもしれない...

当然このような想いになるでしょうから、クレーマーもトーンダウンするしかない。

しかしそうなると、さっきまでの行動との一貫性がなくなります。

人間は、基本的に一貫性がないことを最も嫌う生き物です。

他人から矛盾しているとは思われたくない。

これは人間らしい感情で、クレーマーに関しては人一倍その感情が強い。

これまで論理武装した物言いをしていた人間が、一貫性のない行動になるのは違和感マックスです。

クレーマーは、そのような不自然さを嫌がります。

つまり、何が何でも警察を呼ばれたくない。

今まで通り、イキってオラつく自分でい続けたいのです。

警察対応によって身元や身分を明かすことが何より嫌

そして最後。

これがクレーマーにとっておそらく一番のリスク。

クレーマーが警察沙汰を恐れるリスクは、「身元や身分がバレること」です。

正直なところ、クレーマーの多くは犯罪にならないラインで攻めています。

相手の胸ぐらを掴んだり、ヤクザのような恫喝をする人はそうそういません。

ありえないレベルで頭が悪い場合は別ですが、クレーマーの多くは小利口です。

つまり、警察が来たとしても、直ちに逮捕されたり自分が不利にならないことは分かっています。

しかし、それでも身元や身分を明かすことはリスクです。

なぜなら、自分の家族や親、そして職場にどう言う形で連絡が行くか分からないからです。

クレーマーにとって、周りの人間にクレームをしている自分の存在を知られることは、最も嫌なことです。

仮にそれが犯罪や違法行為でなくとも、です。

クレームをしている自分が外に出ること、これを一番クレーマーは恐れています。

だから、いざという時に警察対応をチラつかせることは強力な防衛策の1つと言えるわけです。

クレーマーが警察沙汰を恐れることを利用した対処法

クレーマーは警察沙汰を恐れている。

何度でも言います。大事なことです。

しかしそうであれば、この心理を利用して、上手くクレーム処理が出来ないものでしょうか?

ポイントを解説します。

クレーマー相手に「警察を呼びますよ」と言うのはNG

クレーマーは警察を恐れています。

それ自体は間違えありません。

しかしだからと言って、こんな脅しまがいのトークは良くない。

しつこいと警察呼びますよ。

この戦法は全くもってオススメできません。

おそらくこうやって言うと、クレーマーはこう言い返してくるでしょう。

呼べよ。

クレーマーもバカではありません。

基本的に、あなたがハッタリで言っていることぐらいは、簡単に見抜いてきます。

実際問題、そんな簡単に警察呼ばないですよね?

こうなると、逆にクレーマーに足元を見られます。

クレーマーを調子づかせることになるだけです。

基本的に、担当者の口から警察の文言を出すべきではない。

万が一無敵の人なら、本気でキレ返してきて、大惨事になるリスクだってあるのです。

警察を呼ぶのではなく「身元を明かさせる」

では、一体どうしたらしつこいクレーマーを撃退できるのか?

それは、「身元を明かさせる」です。

クレーマーは、警察そのものを恐れているわけではありません。

警察を呼ばれて、そこで身分や身元を明かすことを恐れているのです。

であれば、クレーマーがされて最も嫌なことをあなたがすればいい。

しかも自然な形で。

この度は大変申し訳ございませんでした。
今度は私の上司やその上の社員が引き続き誠意を込めて謝罪対応を行いたく思います。
そこで、お客様のお名前・連絡先・ご住所を教えていただけますでしょうか?

こんな感じで、相手のために個人情報が必要だとむしろあなたがゴネる。

ここで個人情報を明かしたくない人は、サッと立ち去ります。

これは、実際に警察を呼ぶよりも効果的で、スムーズな問題解決に繋がるのでオススメです。

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クレーマーは警察沙汰にならないようにちゃんと生きるべし

最後はクレーマーへの愛のあるアドバイス。

クレームなんかより面白いことありますよ。笑

例えばAmazonプライムなら、月500円そこそこで映画もドラマもアニメも見放題。

クレームしてる暇に、映画1本見れる。

大好きなお笑い見たっていいし、流行りのアニメ1話から見てハマったってOK.

大事な時間の使い方として、それは勿体なさすぎる!

・Amazonプライム公式サイト

もちろん、動画じゃなくてもOK.

美味しいもの食べてもいいし、趣味のバイクいじりに時間を使うことだってできる。

もっとアクティブに行くなら、マッチングアプリで出会いを求めることも可能。

どう考えてもクレームに時間を使うのは勿体ないです。

警察沙汰になるリスクを背負ってまでやる意味はありませんよ!

総括:クレーマーは警察沙汰を恐れている!相談通報を恐れる心理を徹底解説

最後に、本記事のまとめを残しておきます。

この記事のまとめ

  1. クレーマーが警察沙汰を恐れる心理
    • 恐喝や不当要求とみなされるリスクが常にある:クレーマーは自己防衛として高圧的に振る舞うが、その行動が脅迫に近いとみなされることを恐れている。
    • 警察対応されると強気な姿勢が維持できない:警察が介入すると、それまでの振る舞いと一貫性が保てなくなり、自信満々の姿勢を維持することが困難になる。
    • 身元や身分を明かすことを極端に嫌う:クレーマーは自分の個人情報が知られることによるリスク(家族や職場への影響)を恐れている。
  2. クレーマーが警察沙汰を恐れることを利用した対処法
    • 「警察を呼びますよ」という脅しは避ける:直接的な警察の脅しは効果が低く、クレーマーに反発を招く可能性がある。
    • 身元を明かさせる戦略を取る:警察を呼ぶ代わりに、クレーマーに個人情報の提供を求めることで、自然と事態を収束させる方法。
    • 警察に頼る際は、刑事を味方に引き込むコツを学ぶ:悪質なクレーマーに対処するためには、警察との協力が必要になる場合があり、その際の効果的な対応法を理解する。
  3. 総括
    • クレーマーは、警察沙汰になること自体を極度に恐れており、この心理を理解し適切に対応することで、クレームの効果的な解決が可能になる。

クレーマーに関しては、以下の記事でさらに詳細が分かります。

クレーマーの特徴・心理・対処法について総合的にまとめています。

-クレーマーの心理