クレーマー気質な女性、大勢いますよね。
男性顔負けの気迫で相手に迫り、強い口調で相手を避難する女性。
気迫こそないものの、ネチネチと小姑のように嫌味を言う女性。
女性でクレーマー気質な人を見ると、大なり小なり心に問題があるのでは?と正直思ってしまいます。
では、現場でクレーマー対応している人は、女性クレーマーにどう向き合えばいいのでしょうか?
今回の記事では、クレーマー気質な女性の特徴を解説します。
その上で、クレーマー気質な女性に対する対処法も合わせて紹介していきます。
※特に今回の記事は、男性に読んでほしい内容です。
この記事で分かること
- クレーマー気質な女性の心理や特徴
- クレーマー気質な女性への対処法
- クレーマー気質な女性が職場にいる場合の対処法
Contents
クレーマー気質な女性の心理!クレームが多い女性の特徴

まず最初に、クレーマー対応以前に知っておくべきことがあります。
それは、男性よりも女性の方が怒りやすい生き物だと言うことです。
男女の脳みそには構造的な違いがあり、その違いが感情の起伏の激しさにも影響します。
そのため、男性は論理派が多い一方で、女性は感情派が多い。
つまり、比較的怒りっぽいのが女性で、クレーマーも生まれやすいのです...
では、クレーマー気質な女性の心理はどのようなものか解説します。
放置されると冷める

女性の感情あるあるで、「放置されると冷める」と言うものがあります。
恋愛をイメージすると分かりやすいです。
女性は、こまめな連絡をしてくれる男性を好む傾向がありますよね。
逆に、連絡がズボラだったり、あるいは既読スルーすると高確率でキレられます。
これは女性心理として、「放置されると冷める」と言う特徴があるから。
要するに、女性は自分のことをいつも考えていてほしいと言うこと。
これは、企業の製品サービスでも同じこと。
例えばサブスク的なサービス(主に習い事系)の場合、クレームの多くはコミュニケーション不足が大きい。
塾であればこまめに面談をしておかないと、女性の保護者の気持ちが離れ、ふとしたことでクレームが来ます。
クレーマー気質な女性は、「放置されている!」と感じるのが非常に早いです。
悪い言い方をすれば、メンヘラ気質な女性ということです。
だから、本当に密なコミュニケーションをしないと、すぐクレームを起こします。
クレームを通して、自分の存在をアピールしているのです。
基本的に「細かいこと」に敏感

男性に比べて、女性の方が細かいことに敏感な人が多い。
細かいことに敏感ということは、企業の製品・サービスの欠点にも気付きやすい。
つまり、クレームを起こしやすい。
要するに、クレーマー気質な女性は人一倍細かいことにうるさいということです。
しかも、女性は過去にあった細かいことも詳細に覚えている生き物です。
デートなどでもそう。
男の人はデート内容をイチイチ覚えていないけど、女性は細かいことまで結構覚えています。
一般的に、男性よりも女性の方が記憶力が高い。
しかし、これがクレームにつながると非常に厄介です。
なぜなら、過去の細かいミスまで全て覚えており、次から次へとクレームの嵐になるからです。
クレーマー気質の女性は、本当に過去の細かいところをよく覚えています。
だから、一度クレームスイッチが入ってしまうと、もう誰にも止められません。
今まで胸にしまっていた不満を全てブチまけてきます。
女性にクレーマー気質な人が多くない?と思われる理由もここにある。
たった1つのクレーム事案から、100個ぐらいクレームを言われている気分になります...
日常生活の我慢への反動

「女は、本音と建て前使い分けなきゃやっていけない」
有名な学園ドラマGTOの冬月先生の名言です。
女性は、普段から自分の本音を口にせず、我慢しながら生きている人が多いです。
秘密主義者の女性も多いですが、あれは防衛本能。
生物的に男性よりは弱い上に、自分のありのままを知られたらますます不利になる。
それゆえ、本当の自分を隠し、我慢しながら必死に生きているのが女性です。
しかしその分、社会への不満やフラストレーションも大きい。
いざその反動が来ると、もう誰にも止められない...
それがクレームという形で現れた時、女性クレーマーは凶暴になります。
クレームしているときは、完全に相手よりも優位になったと感じることができます。
普段いつも下に見られている人であれば、その時の快感は大きく感じるもの...
だから、専業主婦にモンスタークレーマーが多い。
自己肯定感が低い人が多い人には、クレームの瞬間は自分の優位性が感じられてたまらないのです...
中年になり、異性から相手にされなくなったおばさんクレーマーも同じ。
異性から相手にされない反動、それがクレームという形で別の場所に吐き出されます。
クレーマー気質な女性への対処法3つ
現場でクレーマー気質な女性に対応する職員の場合、どうすればいいでしょうか?
女性の方は、本能的・感覚的に分かっていると思います。
問題なのは男性陣!
そこで、男女の脳の違いから科学的に導かれた、クレーマー女性への対処法を3つ紹介します。
それぞれ解説します。
問題解決しない!共感あるのみ

クレーマー気質な女性への対処で一番大事なこと。
・共感
ぶっちゃけこれだけで本当はOK.
逆に最もやってはいけないこと。
・論理的に説得
この2つは完全に表裏一体だと思ってください。
そもそもクレームの出発点は、女性に関わらず「感情」です。
ロジックとかは一旦横に置いといて、感情的に気に入らないのが全て。
そして、女性の場合は特にその感情が複雑でややこしい...
しかし、相手の感情を理解する必要はありません。
ひたすら女性クレーマーの話を聞いて、聞いて、聞きまくる。
その上で、女性クレーマーの感情を上手く言語化出来ればゴールまでの距離は近いです。

なるほど。
今〇〇さんは、××というお気持ちなのですね...
こんな風に相手の気持ちを上手く言語化し、共感する。
これだけでも、女性クレーマーの怒りは一気に冷めることは多い。
間違っても、
「それは以前説明した通り...」
「〇〇においては、△△という決まりになっており、この場合...」
みたいなロジックを言ってはダメ。
仮にそれが正しくとも、相手をヒートアップさせるだけ。
目的を見失ってはいけません。
女性の挑発には決して乗らない

クレーマー気質な女性は、ネチネチとしつこく文句を言ってくる人も多いです。
その上、挑発的な発言をして、こちらを試してくるようなこともしばしば...
しかし、女性の挑発にはいかなる場合でも乗ってはいけません。
これは、クレーム対応だけでなく、日常生活でも。
なぜなら、女性相手に口喧嘩で勝つことはほぼ無理だから。
女性の多くは、過去の出来事を自分の感情とセットで頭に残しています。
そのため、いざ口論になると、過去の出来事全てが怒りの感情とセットで呼び起こされます。
クレームの場合、最初のクレームとは、全く関係ないことにまで、すぐに飛び火します。
女性の挑発的な発言に対しては、
・申し訳ございません
以外の対処法はありません。
ある意味最もシンプルに対応すればOKです。
このことは、以下の書籍に詳しく書いてあります。

即対応!直接対応!メールは絶対NG

女性クレーマーへの対応は、「女性の感情」をいかに攻略するかが全てです。
そして、女性あるあるの感情の1つがこれ。
・自分が一番じゃないとダメ
例えば彼氏に対して、こんな質問する彼女がいます。
「白石麻衣って可愛いと思う?」
もちろん可愛いに決まってるんですが、そう答えるのはNG.
なぜなら、「白石麻衣よりも〇〇(彼女の名前)の方が可愛いよ」って女の子は言って欲しいから。

出典:白石麻衣写真集 パスポート【Amazon公式】
いや、そんなの無理があるんじゃ...とか思っちゃダメ。
そういうものなの。笑
そもそも、「白石麻衣って可愛いと思う?」って聞いた理由はそこだから。
他の女性と比べて、それでも自分が1番がいい!
これが女性陣の本音なのです。
だから、クレーム対応するときなんて、なおさら一番に扱う必要がある。
あなたを何よりも一番に考えていることをアピールする必要がある。
そのためには、まずはスピード。
クレームを受けたらすぐに、第一優先に対応する。
また、メールでクレームを受けて、メールで返すとかも絶対にNG.
メールよりも電話、電話よりも直接。
この順番で、相手をどれだけ大事に思っているかが伝わってしまうからです。
女性クレーマーへの対応の極意は、相手への思いやりをどう行動で示すか。
究極のところ、ここがよく分かっているとクレーム対応も格段に上手く行くようになります。
【コラム】クレーマー気質な女性が職場にいる場合の対処法

最後は少し余談。
あなたの職場に、クレーマー気質な女性職員はいませんか?
正直、めちゃくちゃめんどくさいですよね...
では、こんな女性職員にはどう対処すればいいのでしょうか?
結論、同僚と仲良くなることに専念です。
大前提として、クレーマー気質なヤバイ人を変えることは出来ません。
つまり、転職して職場を変える以外、根本的な解決策はありません。
ただ、今の職場のままこの状況を打破したいなら、それは無理。
そのためにも、同僚と仲良くしまくるのが大事です。
クレーマータイプの人間は、弱者にしか嫌味を言ってきません。
人間は本能的に、味方の多い人間を攻撃することをためらうからです。
なぜなら、見方が多い人を敵に回すと、いざ反撃にあった時のダメージが大きいから。
よって、自分の周りにあなたの味方になってくれる人を増やすことが重要。
おそらくこれが、現実的に職場にいるクレーマー気質な人間に対処できる数少ない方法でしょう。
総括:クレーマー気質な女性への対処法全まとめ
最後に、本記事のまとめを残しておきます。
この記事のまとめ
- クレーマー気質な女性の心理や特徴:
- 感情的に「放置されると冷める」。
- 細かいことに敏感で、過去の出来事も詳細に記憶。
- 日常生活での我慢の反動がクレームにつながることがある。
- クレーマー気質な女性への対処法:
- 共感を示すことが最重要。問題解決よりも共感を示すべき。
- 女性の挑発には決して乗らず、穏やかに対応。
- クレームには即対応し、メールより電話や直接対応を優先。
- 職場におけるクレーマー気質な女性の対処法:
- 根本的に変えるのは難しいため、同僚との良好な関係を築くことが効果的。
- 味方が多いことで、クレーマーからの攻撃を避けやすくなる。
クレーマーに関しては、以下の記事でさらに詳細が分かります。
クレーマーの特徴・心理・対処法について総合的にまとめています。